【以下、富山新聞 2011年10月13日掲載記事より一部抜粋】
弊社はこの視察旅行の手配をさせていただきました。
新幹線開業へアイデア結集 青年5団体で新高岡像探る
2014年度末の北陸新幹線開業前後をにらんだ都市のあり方を探るため、高岡市内の青年5団体が「2014新高岡協議委員会」を発足させた。今月上旬、メンバーはドイツを訪れ、路面電車を基軸にした公共交通体系や、にぎわい創出の事例などを視察した。年度内に交通とまちづくりなどについてのアイデアを市に提案する。
メンバーは10月2日から8日までドイツを視察。委員会の宮重光男事務局長ら7人が、ブレーメンとダルムシュタット、ミュンスター、エッセンなどを訪れた。
一行はブレーメンとダルムシュタットで、トランジットモールによる中心街活性化の取り組みを見学。トランジットモールは歩行空間に電車やバスなどを乗り入れ、自家用車の通行を制限している。ブレーメンでは歴史建築が残る町並みを次世代型路面電車が走っており、メンバーは古さと新しさが共存する様子を高岡の将来に重ね合わせた。今後は国内の都市も視察する。
宮重事務局長は「実現性も考えながら、若者の視点で夢のあるアイデアを考えたい」と話した。